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「外出先で何度もトイレに行きたくなる」「人前で尿漏れしたらどうしよう」といった不安から、おでかけを控えていませんか。
膀胱や尿道に大きな病気がないにもかかわらず、頻繁に尿意を感じて生活に支障が出ている場合は、心因性頻尿の可能性があります。
本記事では、心因性頻尿の原因や治療方法を詳しく解説します。頻繁に尿意を感じる原因の1つは不安やストレスなので、「ケアしている」という安心感が症状改善の大きなポイントです。
頻尿に関する不安を解消し、アクティブな毎日を取り戻したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
出先で何度もトイレに行きたくなるために外出が不安な方は、心因性頻尿の可能性があります。
心因性頻尿とは、膀胱や尿道に明らかな病気がないにもかかわらず、精神的な要因によって頻繁に尿意を感じる状態です。本人のつらさは大きい反面、実際に尿失禁してしまうことはほとんどありません。
「トイレに行けなかったらどうしよう」という不安や尿漏れした体験がきっかけで、膀胱に十分な尿がたまっていなくても強い尿意を感じてしまいます。
心因性頻尿は日常生活の制限につながりかねないため、原因を知り、できる対策をしましょう。
心因性頻尿が起こる原因は、以下のとおりです。
1つの原因だけでなく複数の要因によって起こることもあります。膀胱や尿道にはっきりとした異常がなくても起こりうる排尿トラブルについて、理解を深めましょう。
自律神経の乱れは、心因性頻尿の原因の1つです。
人間の生理機能は、以下のような自律神経の働きによって調節されているため、通常は適切なタイミングでの排尿が可能です。
| 自律神経 | 排尿コントロールにおける働き | 
|---|---|
| 交感神経 | 膀胱の筋肉をリラックスさせて尿をためる尿道を収縮させて尿漏れを防ぐ | 
| 副交感神経 | 膀胱の筋肉を収縮させて排尿を促す尿道を弛緩させて排尿しやすくする | 
しかし、ストレスや緊張が続くと、自律神経のバランスが崩れて膀胱が敏感になり、尿がたまっていなくても「今すぐ排尿したい」という信号が脳に送られます。交感神経が優位になることで、人の体では排尿を促してリラックスさせようとする作用も働きます。
外出時や試験・会議などの前に尿意を感じやすいのは、自律神経の乱れの影響です。
過去の経験によってトイレへの不安が高まり、心因性頻尿に陥ることもあります。
「外出先でトイレに間に合わなかった」「長時間尿意を我慢してつらかった」などの体験を強く覚えていると、似た状況で不安を感じやすくなります。不安による条件反射で尿意が生じ、外出時や長時間移動の前にトイレへ何度も行ってしまう行動につながるでしょう。
急に尿意が起こり、我慢できずに漏れてしまう「切迫性尿失禁」の方も、過去の経験による不安から心因性頻尿に陥りやすいといえます。
心因性頻尿には、本人の性格も大きく関わっています。
心配性・几帳面・完璧主義といった性格の方は、「失敗したらどうしよう」という思考が強く、尿意に敏感になりやすい傾向です。他人に迷惑をかけたくなかったり、失敗を避けたかったりして、トイレに行けるかを過剰に意識してしまうこともあります。
同じ症状でも、つらさや不安の大きさには個人差があります。「よくあることだから」「大した症状ではない」と、無理に我慢する必要はありません。外出時にトイレが近いことに不安を感じている自分の心を大切にし、早めに対処しましょう。
心因性頻尿の治療法の1つは、薬物療法です。精神的な緊張を和らげる精神安定剤や抗うつ薬、過活動膀胱の治療薬がよく使われます。
過活動膀胱とは、膀胱の神経が過敏になり、尿が十分にたまっていなくても尿意をもよおす状態です。心因性頻尿と症状が似ているので、効果を期待して過活動膀胱の薬が処方される場合があります。
「1日に8回以上トイレに行く」「日常生活に支障が出ている」といった方は、泌尿器科へ相談しましょう。受診時は、1日の排尿の回数・時間・量などを記録した排尿日誌を準備しておくと、症状を伝えやすくなります。
日頃の行動を以下のように変えることも、心因性頻尿の対処法です。
取り入れやすい行動ばかりなので、ぜひ今日から試しましょう。発熱・排尿時の痛みなど、トイレが近い以外の症状がある場合は、セルフケアに頼らず、すみやかに受診することを推奨します。
心因性頻尿の対策の1つは、冷えへの注意です。
冷えは末梢血管を収縮させ、骨盤まわりの血流低下や自律神経のバランスの乱れにつながるので、膀胱が敏感になる恐れがあります。結果として尿意を感じやすくなり、トイレへの不安が強まるでしょう。寒さで汗が減ると尿が増え、トイレが近くなることもあります。
お腹まわりや足元を冷やさないためには、ひざ掛け・カイロの使用が有効です。しかし、頻尿を気にするあまりに体を温めすぎると不快感を招き、別のストレスを引き起こす場合があるので、自分がちょうど良いと感じる温度に調節しましょう。
お腹を圧迫しないことも、心因性頻尿の対処法です。
きつい服・ガードル・ベルトなどでお腹を締め付けると、膀胱に圧がかかって尿が出やすくなる恐れがあります。心因性頻尿に加え、締め付けによる尿漏れが起これば、トイレへの不安はより強まってしまうでしょう。
腹部の不快感といった尿意を連想させるような刺激は、できる限り取り除くことが肝心です。お腹まわりがゆったりとした服を選べば、トイレでのズボンや下着の着脱が楽になり、急に尿意をもよおした際も慌てずに対応できます。
心因性頻尿の症状を軽減したい方は、以下のポイントを参考に飲み物の量や種類を見直すことがおすすめです。
| 見直すポイント | 詳細 | 
|---|---|
| 量 | 1日に摂取する水分量は1.2~1.5L程度にする少量をこまめに飲む | 
| 温度 | 冷たい飲み物は控える | 
| 種類 | 利尿作用のあるカフェイン・アルコールを含む飲料は控える体を温める作用のある飲み物を取り入れる | 
| 時間 | 就寝前に大量に飲むことは避ける | 
トイレの近さが気になるあまり、水をほとんど飲まなければ膀胱炎を引き起こし、逆に頻尿の症状が強くなる恐れがあります。極端な水分制限は避けてください。
トイレのことを気にしすぎずにリラックスして過ごす心がけも、心因性頻尿の改善に役立ちます。
好きな音楽や映画を楽しんだり、体を動かしたりしてリラックスする時間を確保しましょう。「ストレスを感じたらトイレに行く」という行動パターンを変えることが大切です。
外出時は事前にトイレの場所をチェックし、いつでも行けるように準備しておくことも、不安の軽減に効果的です。心因性頻尿の方は実際に尿漏れすることはほとんどありませんが、替えの下着を用意しておけば安心感につながるでしょう。
「トイレに行きたくなっても大丈夫」と思えるように準備し、不安を和らげてください。
尿漏れは骨盤底筋の機能低下によっても起こります。骨盤底筋のゆるみによるトラブルは、フェミクッション ハピネスでのケアがおすすめです。
骨盤底筋がゆるむと、骨盤臓器脱になるリスクが高まります。骨盤臓器脱の代表的な症状の1つが、尿漏れや排便困難といった排泄関連のトラブルです。発症により、さらに外出先でトイレに行けないことに対する不安が強くなりかねません。
フェミクッション ハピネスで骨盤底筋をダメージから守り、骨盤臓器脱のような将来の病気を予防しましょう。
履くだけで骨盤底筋をサポートできることは、フェミクッション ハピネスの特徴の1つです。
フェミクッション ハピネスは骨盤底を下から支える構造で、年齢とともに緩みがちな骨盤底筋や尿道まわりの組織をしっかりとサポートします。下着の上から履くだけで良く、特別な操作や運動は不要です。
体型に合わせて3サイズをご用意しており、特注も可能なため、お腹まわりを締め付けて膀胱を圧迫することはありません。
「骨盤底筋のゆるみが気になる」と感じ始めたタイミングでケアを開始すると、将来的な骨盤臓器脱による排尿トラブルの予防につながります。
フェミクッション ハピネスは、外出先でも使いやすいことも大きな特徴です。
フィット感にこだわったので装着時の違和感が少なく、シンプルな見た目で、アウターに響きにくいといえます。オシャレや着たい服をあきらめる必要はありません。着脱に面倒な動作は不要で、外出先のトイレでも手間取らないでしょう。
フェミクッション ハピネスは、動作を妨げず快適に履け、日常シーンにはもちろんアクティブなおでかけでも利用しやすいアイテムです。「ケアしているから大丈夫」、「支えられているから大丈夫」という安心感が、骨盤底筋の機能低下にまつわる不安を和らげます。
フェミクッション ハピネスでのケアはすぐに始めやすく、骨盤底筋の機能低下による不快感をいち早く解消する手段となります。
フェミクッション ハピネスはインターネット上で簡単に購入手続きができ、思い立ったときにご注文いただければ、自宅でのお受け取りが可能です。使用時は下着の上から重ね履きするだけであり、複雑な取り扱い方法を覚える必要はありません。
「病気ではないのに病院に行くのは大げさかな」と、誰にも相談できずに不安を抱えている方も、まずはお気軽にお試しください。
骨盤底筋のゆるみにお悩みの方は、フェミクッション ハピネスでのケアをおすすめします。
フェミクッション ハピネスは、年齢とともに増えがちな骨盤底筋のゆるみによる不安を和らげるために、医療機器メーカーが女性の声に寄り添って開発した商品です。オンラインで購入できるので、悩みを誰にも知られずにケアを始められます。
フェミクッション ハピネスでケアしている安心感で、デリケートな部位に関する不安を和らげましょう。
 
                                永尾 光一 先生
一般社団法人日本精索静脈瘤協会 理事長
                                        医療法人社団マイクロ会 理事長
                                        銀座リプロ外科 院長
昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を超えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。
 
                                株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役
三井 桂子
株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役。日本における女性疾患についての認知や理解度の低さに危機感をおぼえ、医療機器開発に着手。子宮脱をはじめとする骨盤臓器脱の治療に用いる「フェミクッション」を開発し、三井メディカルジャパンを通じて発売。
スターターキット ライトネット購入限定

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セット内容
                        ・サポーター1枚(ミディベージュサポーター)
                        ・クッション 3個(S・M・L各サイズ1個)
                        ・布製ホルダー(フリーサイズ3枚)
                        ・洗浄栓
                        ※スターターキット ライトをご選択の方はミディベージュサポーターのみとなります。
                    
スターターキット

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セット内容
                        ・サポーター1枚(次の項目で種類・サイズを選択ください)
                        ・クッション 6個(S・M・L各サイズ2個)
                        ・布製ホルダー(フリーサイズ3枚)
                        ・洗浄栓
                        ※コットンの特注サイズは現在在庫切れです。