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子宮脱、自分で治す・戻すことは可能?治療法とは

子宮脱を自分で治すことはできるのか

子宮脱を含む骨盤臓器脱の症状は、何もせず放置していて治るわけではありません。しかし軽度であれば、ペッサリーや手術などの治療を行わなくても症状を改善したり進行を止めたりできる場合があります。

少しでも症状を改善できるよう、また進行を止められるよう、自分でできるケアとしておすすめなのが、

・減量

・臓器脱を持ち上げて固定する専用の下着の着用

・骨盤底筋トレーニング

・リングペッサリー使用

です。

 

詳細は記事の中で後述しています。

そのほかにも、便秘でいきまないようにする、体重が増え過ぎないようにする、慢性的な咳やくしゃみを治療するなど、子宮脱が進行する要因を排除することも意識しましょう。

出産後すぐの一時的な子宮脱は、数か月で軽快することが多いようです。産婦人科などで相談のうえ、骨盤底筋体操を取り入れるなど対策するとよいでしょう。

目次

子宮脱とは、子宮が女性器(膣)に下垂し膣外に出てきてしまう病気です。子宮のほか、膀胱・尿道・小腸・直腸などと合わせて「骨盤臓器脱」と呼ばれることもあります。

子宮脱・骨盤臓器脱について詳しくはこちら

子宮脱は進行すると排尿困難や排便困難、性機能障害なども起こるようになります。痛みや出血のため、歩行困難になるなど、著しくQOL(生活の質)を低下させます。

また、恥ずかしさから病院にも行けず、家族や知人にも言えず、人知れず悩んでしまう病気でもあります。そのため「病院に行かず、自分で治すことはできないだろうか」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、子宮脱を病院に行かずに緩和する方法について、ご紹介しています。

子宮脱

子宮脱の原因

女性の骨盤内の筋肉群(骨盤底筋)が弱体化する、または傷つくことによって臓器を支えきれなくなります。要因は、以下のようなものです。

妊娠と出産

大きな子宮脱の要因です。妊娠中に子宮は大きくなり、出産の過程で膣と骨盤底の筋肉が伸びてダメージを受けます。経腟分娩の経験者で、中でも3人以上の子どもを産んだり、赤ちゃんが大きかったりすると子宮脱のリスクは高まります。
子宮脱は骨盤臓器脱の一種ですが、骨盤臓器脱の症状がある人の95%が出産経験者と言われています。

加齢

年齢とともに骨盤底の筋肉が衰えるため、子宮脱の発症リスクが高まることがあります。また、閉経後に女性ホルモンであるエストロゲンが減少することも関係しています。

重労働

重い物を持ち上げるなどの重労働を日ごろから行っている人は、腹圧がかかることが多く子宮脱になりやすくなります。

過度の肥満

過度の肥満によって腹圧がかかりやすく、骨盤底に負担がかかりやすいので、子宮脱のリスクが高くなります。

慢性的な咳やくしゃみ、便秘

咳やくしゃみをすることで、腹圧がかかります。また、便秘でいきむことが多いと腹圧がかかり、子宮脱へのリスクが高まります。

子宮脱の治療方法

子宮脱の症状には、婦人科や泌尿器科、ウロギネコロジーという専門性の高い診療科で診てもらうようにしましょう。

根治を目指す場合は手術が必要ですが、手術にはリスクも伴うことから、手術をせずに症状を和らげる「保存的治療法」も多く行われています。保存的治療法に関しては、多くの医療機関でフェミクッションが用いられています。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の生活習慣や進行状況に応じて選択されます。

手術療法

ひとことで手術療法といっても、手術の方法にはさまざまな種類があります。子宮脱を完治させるためには手術療法しかありません。ただし、術式によっては手術後の再発も多くなっています。特にメッシュ療法と言われる「経膣メッシュ手術(TVM)」では、術後にメッシュが露出したり、メッシュびらんになったり、メッシュから感染が生じるリスクもあります。また、この手術はアメリカやヨーロッパでは完全に中止されています。

骨盤臓器脱の手術について詳しくはこちらをご覧ください。

保存的治療法(子宮脱の症状を緩和するセルフケア)

保存的治療法とは、外科的な処置は行わず、子宮脱の症状を緩和する療法です。
手術をすることで妊娠や性交ができなくなってしまうほか、手術費用も高く再発のリスクも考えられることから、あえて保存的治療法を選ぶ方も多いです。

保存的治療法には、骨盤底筋体操などのリハビリ的なものや、リングペッサリーやフェミクッションといった医療機器を用いる方法があります。

骨盤底筋体操トレーニング(ケーゲル体操)

骨盤底筋体操は、子宮、膀胱、尿道、小腸、直腸を支える骨盤底筋を鍛えることができるトレーニングです。場所や時間を選ばずできる簡便な方法です。

骨盤底筋体操の方法

  • 寝ている状態:仰向けに寝て、足を肩幅に開き、膝を少し立てる
  • 椅子に座る状態:椅子に浅く腰掛ける
  • 立っている状態:つま先立ちになる
  • 深呼吸をして身体の力を抜く
  • 肛門や膣をしめてゆっくり10数える
  • そして力を抜いてリラックス

これを10回繰り返し、朝晩行うことがお薦めです。

しかし、後述するリングペッサリーを装着している状態では、膣内が広がってしまっているので、骨盤底筋体操をするには適していない状態と言えます。一部の医療機関では、リングペッサリーの自己脱着を推奨していて、それができる患者さんには骨盤底筋体操は有用です。

リングペッサリーの装着による治療

合併症などの理由により手術ができない場合、病院ではリングペッサリーが唯一の選択肢です。ドーナツ状の輪を膣の中に入れて、2~3ヶ月毎に病院にて膣洗浄・リング交換を行います。

ペッサリーについて詳しくはこちらをご覧ください。

△リングペッサリーの画像と、リングペッサリー装着中の女性器周辺の図

ただし、授産を望む女性は、リングペッサリーが適応外となってしまいます。また、中にはリングペッサリーがどうしても適さないという方もいらっしゃいます。そうした方に対しては、後述のフェミクッションがおすすめです。

フェミクッション(臓器脱を持ち上げて固定する専用の下着)の着用による治療

臓器を膣内に戻した状態で、外部からクッション、ホルダー、サポーターを用いて膣口を塞ぎ、押上げを保持するという形で使う下着の着用も効果的です。

臓器脱専用下着として代表的な「フェミクッション」は、患者さんご自身で着用いただくだけなので、定期的に病院に通院できない、合併症や経済的理由ですぐに手術ができない、手術までリングペッサリーを外している期間なども、履くことで臓器を体内に収めておくことができます。

フェミクッションについて詳しくはこちら

骨盤臓器脱の医療機器について詳しくはこちら

そのほか、フェミクッションの着用には以下のようなメリットがあります。

  • 一日中装着する必要はなく、症状に合わせ、臓器が出てくる前に患者自身で装着すればよい。
    ※装着の際には臓器を還納している状態で使用する
  • 臓器が膣内に留まっている状態(還納)で膣口を塞ぎ押上げて使用するので、臓器や粘膜に対し負担が少ない
  • 合併症などで手術を受けられない人にも使用できる
  • 手術待ちなどリングペッサリーを抜去した際に使用できる
  • 洗って繰り返し使用できるので、毎日清潔に使用できる

ただし、フェミクッションの着用で治療を検討する場合には下記事項を事前に理解しておく必要があります。

・健康保険の適応にならない
フェミクッションは医療機器ですので、確定申告時に医療費控除を受けられます。
また、生活保護を受給されている方向けに、医療機器の購入に対する医療扶助の対象になることもあります。生活保護を受給されている方は、担当のケースワーカーの方にご相談ください。
詳しくは「フェミクッションは保険適用で使えますか?骨盤臓器脱を保険適用で治したい」の記事をご覧ください。

・排尿排便の際にサポーターの着脱に手間取る患者がいる
らくらくタイプのサポーターや、ジッパータイプのサポーターを導入されると、お手洗いでも早く脱着することができます。

・使用方法をきちんと理解できるようにする必要がある
フェミクッションの使い方については、わかりやすく解説した動画をご用意しております。

フェミクッション以外の治療法について

リングペッサリーや骨盤底筋体操によらない治療法については、ネットを検索すると多くの情報が出てきます。しかし、その中には効果につながりにくいものもあります。

ベルトだけではダメな理由

ベルトタイプのものは、膣へのサポートがありません。腰回りを締めても、膣を支えられなければ、腹圧と共に臓器は落ちてきてしまいます。また、サポーターは、下から押し上げる力があったとしても、女性の性器は凹凸があるため、平たい面で押し上げても、効果は得られません。

骨盤臓器脱の患者様の中には、トイレでトイレットペーパーを丸めて膣に当てているという方が多くいらっしゃいます。臓器が落ちないように、膣に何かを詰めておく必要があるのです。しかし、トイレットペーパーはもともと水に溶けやすいため、膣に当てると、膣の壁にくっついてしまいます。とても不潔にもなってしまい感染症などの心配も出て来てしまいます。

サポーターだけではダメな理由

また、ガードルやコルセットなど腹圧が高くなり衣類を着用している方も多いのですが、ガードルやコルセットは、お腹を凹ませてくれ、ヒップアップもしてくれますが、お股の部分にはテンションがかからない作りとなっています。上からの圧力などから、骨盤底筋も緊張が緩み、骨盤臓器脱を促進させてしまいます。上からの圧力に対抗するためには、下から押さえあげる力が必要です。市販ものにはその様な着衣はありません。

長年の研究の末、「柔らかくて支えて、そして衛生的」「上からの腹圧に対抗しながら、臓器を優しく受け止める」ということに成功しました。現在のフェミクッションです。

フェミクッションを目にされた多くの患者様が、「あーこれよこれ!」とうなづかれることが、これまでも幾度となくありました。皆さん、苦労しながら、色々と工夫されて、長年この骨盤臓器脱と付き合ってこられた方たちです。その様な方に限って、フェミクッションを見るや否やうなづかれるのです。「あー、これよこれ。私もこんなのがあったら良いなぁって思っていたの。」と。

臓器を体内に戻す方法としてフェミクッションが有用な理由

フェミクッション 骨盤ベルト
圧迫の方向
圧迫の方向 下から上への圧迫(吊り上げ) 横方向の圧迫
圧迫する臓器
圧迫する臓器 脱出した骨盤臓器 骨盤の骨
圧迫するメカニズム
圧迫するメカニズム ①膣内までクッションで優しく持ち上げる
①膣内までクッションで優しく持ち上げる
②縦ベルトによる吊り上げ
②縦ベルトによる吊り上げ
骨盤臓器に対する圧迫効果なし
骨盤臓器に対する圧迫効果なし
骨盤臓器脱に対する
効果
骨盤臓器脱に対する
効果
有用 無効(骨や靭帯の可動性は出産直後でも1cm未満のため)
※腹部に巻くと腹圧が高まり悪化する
骨盤臓器脱による
排尿障害に対する効果
骨盤臓器脱による
排尿障害に対する効果
有用 無効(上記理由による)
※腹部に巻くと腹圧が高まり悪化する
骨盤臓器脱による
排便障害に対する効果
骨盤臓器脱による
排便障害に対する効果
有用 無効(上記理由による)
※腹部に巻くと腹圧が高まり悪化する
国の認定
国の認定 医療機器 雑品
※効能効果を謳うことこはできない
骨盤臓器脱や尿失禁の効果があると言って
売られている商品があるのでご注意ください

フェミクッションの有効性

下のMRI画像は、フェミクッションの有効性を示す臨床試験の結果です。骨盤臓器脱の患者様へフェミクッションを装着する前と装着した後のもので、上から順に(a) 膀胱瘤、 (b) 子宮脱、(c) 腸瘤と 直腸瘤、(d) 完全な外反 の画像となります。

半球状の黄色の点線半球状がフェミクッションの位置です。すべての患者様の骨盤臓器脱において、フェミクッションを装着することで脱出臓器を高い位置に支え、臓器脱が改善されているのがわかります。

出典 Nomura Y, Yoshimura Y, et al: Magnetic resonance imaging evaluation of the effectiveness of FemiCushion in pelvic organ prolapse. J. Obstet. Gynaecol. Res., 48(5): 1255-1264, 2022

フェミクッションの有効性

下がった子宮の戻し方

子宮が常に下がった状態の場合、下がった臓器が下着やその他に触れたままになっていると、かぶれたり、細菌感染が起こったりします。また、血流が悪くなり、疼痛を感じたり、子宮脱も進行します。
そのため、臓器を体内に収めておくことがとても大切です。お手洗いの時などは、予め手を洗っておき、2本の指の腹で子宮を優しく捉え、膣に向かって押し上げます。その後、フェミクッションを装着することで、戻したあとも下がらずに固定することができます。

フェミクッションで固定されていれば、運動をしたり物を持ち上げたりしても、下がってくることはありませんが、固定するものがない場合は、重いものを持ち上げると子宮脱が悪化することがあるため、なるべく避けてください。いきむことも悪化の原因になるため、便秘を解消することも重要です。

よくある質問

Q:下がってきた子宮をとりあえず戻したいです!どうしたらいいですか?

A:臓器を体内に収めておくことがとても大切ですので、あらかじめ手を洗っておき、2本の指の腹で子宮を優しく捉え、膣に向かって押し上げます。その後はフェミクッションを装着することで、戻したあとも下がらずに固定することができます。実際に子宮が常に下がった状態の場合、下がった臓器が下着やその他に触れたままになっていると、かぶれたり、細菌感染が起こったりします。また、血流が悪くなり、疼痛を感じたり、子宮脱も進行します。

Q:子宮脱の治療には手術が必要ですか?

A:子宮脱を完治させるためには手術療法が必要で、手術の方法にはさまざまな種類があります。しかし術式によっては手術後の再発も多くなっています。手術について詳しく知りたい方は「骨盤臓器脱 (子宮脱・性器脱) の手術、リスクやデメリットはある?」をご覧ください。

Q:手術をしなくても治療できますか?

A:生活習慣や進行状況、手術のリスクを考えケーゲル体操と呼ばれる骨盤底筋体操や医療機器を用いる保存的治療法を選択する場合もございます。保存的治療法ではフェミクッションなどが使われます。

Q:子宮脱を放っておくとどうなりますか?

A:進行してくると排尿困難や排便困難、性機能障害なども起こるようになります。日常生活においても痛みや出血のため、歩行困難になってしまうこともございます。またかぶれたり、細菌感染も引き起こす可能性がございます。症状を緩和させるだけであればご自身でもできるので、ぜひトライしてみてください。

Q:子宮脱の時にやってはいけないことはありますか?

A:臓器が落ちないよう膣に何かを詰めておく必要があるのですが、トイレットペーパーを丸めて膣に当てているという方が多くいらっしゃいます。しかしトイレットペーパーは水に溶けやすいため、膣に当てると、膣の壁にくっついてしまいます。とても不潔になり感染症を引き起こす心配もございますのでやらないようにしましょう。

Q:子宮脱でも性交はできますか?

A:できますが、子宮脱があると、性行為の時に性交痛を感じたり、性交渉ができない場合もあるので、放置せずに治療することが必要となります。

Q:子宮脱を自分で治した後は問題なく妊娠できますか?

A:子宮脱になったからといって、妊娠ができなくなることはありません。また、妊娠中に子宮脱や骨盤臓器脱の症状があっても、直接胎児に影響を及ぼすことはありませんが、感染や切迫早産のリスクがあります。

Q:妊娠中に子宮脱になることはありますか?

A:頻度としては多くはありませんが、第一子出産時に赤ちゃんが子宮とともに出てきたり、出産後に子宮脱になってしまうと、第二子妊娠中に子宮脱になる場合があります。

Q:座っているときや寝起きは問題はないのですが、放っておくと悪化しますか?

A:子宮脱は骨盤底筋の筋力が低下していることにより起こるため、放っておくと進行します。
違和感がある場合は放置せず、医療機関を受診するか、骨盤底筋体操を行ったり、フェミクッションでの予防をお薦めします。

Q:自分で戻しても治らない場合は、何科を受診すれば良いですか?

A:婦人科と泌尿器科などを、受診してください。最近ではウロギネコロジー科、女性泌尿器科などの専門の科があります。予め医療機関に問合せをするか、ネットで調べるなどして、骨盤臓器脱の治療を行っているか確認してから受診されることをお薦めいたします。

この記事の監修医師

永尾 光一

永尾 光一 先生

東邦大学 医学部教授(泌尿器科学講座)
東邦大学医療センター大森病院 リプロダクションセンター
東邦大学医療センター大森病院 尿路再建(泌尿器科・形成外科)センター長

昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を超えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。

所属医療機関

この記事の執筆者

三井 桂子

株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役

三井 桂子

株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役。日本における女性疾患についての認知や理解度の低さに危機感をおぼえ、医療機器開発に着手。子宮脱をはじめとする骨盤臓器脱の治療に用いる「フェミクッション」を開発し、三井メディカルジャパンを通じて発売。

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まずは試して、⾝体に合うかどうか、使いやすいかどうかなど確認してみたいという⽅におすすめです

セット内容

・サポーター1枚(ミディベージュサポーター)
・クッション 3個(S・M・L各サイズ1個)
・布製ホルダー(フリーサイズ3枚)
・洗浄栓
※スターターキット ライトをご選択の方はミディベージュサポーターのみとなります。

27,500円(税込)
サポーターのサイズ:
使い捨てホルダー(1袋50枚入):

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・サポーター1枚(次の項目で種類・サイズを選択ください)
・クッション 6個(S・M・L各サイズ2個)
・布製ホルダー(フリーサイズ3枚)
・洗浄栓
※コットンの特注サイズは現在在庫切れです。

33,000円(税込)
サポーターのサイズ:
サポーターの種類:
※サポーターの種類の違いはこちら ※ミディのサイズⅡベージュは新しいタイプのサポーターになります
使い捨てホルダー(1袋50枚入):
フェミクッション

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